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フェアウェイウッドの選び方

地面からでも打てるウッド

FW(フェアウェイウッド)とは、その名称通り、主にフェアウェイ(地面上)から使うウッド形状のクラブ。
3W、4W、5W、7W、9Wという風に数字で種類分けされており、数字が小さいほどロフト(フェース面の角度)が立って距離を出しやすく、数字が大きくなるにつれてロフトが増え、ボールが上がりやすくなっています。一般的には、距離を打ち分けるためにFWを2~4本ぐらいチョイスします。

5Wと7Wの組み合わせがおすすめ

では、初心者は何番と何番を組み合わせればいいのか?使い勝手を考えると、5Wと7Wの組み合わせが初心者向き。5Wは3Wに比べると飛距離性能は劣りますが、ロフトが3Wよりも多いので(18度前後)、ボールを上げやすい。
地面から使ってもミスが出づらいし、上がりやすいクラブの方が悪い癖がつきません。そして、7Wはさらにボールが上がりやすいのでやさしく打てます。予算があればこの組み合わせに3Wを加えるといいでしょう(後から買い足すこともできます)。

重量にこだわること!ドライバーよりも重いものを

そしてFWを購入する場合も、クラブの重さにこだわって下さい。ドライバーの時にも説明しましたが、初心者は軽すぎるFWよりも、少し重めがおすすめ。
一般男性の場合、5Wは310~330グラム、7Wは315~335グラム。そして、3Wは305~325グラムが目安です。

ヘッドの素材はステンレス、シャローフェースのものを

ヘッドの素材は、ステンレス、チタン、そしてカーボン複合とありますが、FWの主流はステンレス。ステンレスはチタンやカーボン複合よりもコストパフォーマンスが高く、手入れのしやすい素材です。
プロ、上級者だけでなく、初心者も安心して使えます。ヘッド形状は、打球面が薄べったい(シャローフェース)のモデルを選んで下さい。

同じブランドで揃えた方がフィーリングが合う

「ドライバーとFWは、同じブランドで揃えた方がいいのか?」についてですが、揃えるとシャフトのフィーリングが同じになるメリットがあります。一方、FWのブランドを変えても、重さのつながりと、シャフトの硬さが合っていれば、特に問題ありません。FWどうしが(5Wと7Wが)同じブランドになっていればOKです。

アイアンとウッドの中間、それがユーティリティ

最後にユーティリティクラブについて説明します。
簡単に言うとアイアンとウッドの中間のクラブで、初心者には、ロングアイアンのかわりにユーティリティを入れるとより、やさしいセッティングになります(アイアンについては次項で説明します)。ロフトが21度~24度のものが、3番アイアン、4番アイアンのかわりになります。