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グリップを握る強さは?

グリップを握る強さはヘッドスピードを上げるために必要な筋肉に大きな影響を与えることがあります。
全米オープンの覇者、アーニー・エルスは「グリップを握る強さと緊張はゴルフにおけるどのような技術的なことよりも、ゴルフスイングに影響を与える」と指摘しています。
緊張して硬くなった筋肉はリラックスした筋肉より動きが遅くなります。

例えば、ボールを遠くに投げようとしてみます。ガチガチに固くなってから投げるのと、大きく深呼吸してリラックスしてから投げるのでは大きな違いがでると思うんです。

グリップを強く握ってしまった場合、影響を受けるのは両手だけではなくて、腕や肩まで硬くなってしまい、ゴルフクラブを速く振ることが殆ど不可能になってしまうのです。

どの程度の強さで握ればいいの?

これは個人差があると思うのですが、緊張し過ぎず、かといってリラックスし過ぎていない程度が理想だと思います。
ただ、握る強さについては、様々な意見があります。

サム・スニード

「小鳥を両手で持つようにしてゴルフクラブを握る」とはサム・スニードが言った言葉でグリップを握る強さについて語られる際によく言われることです。

タイガー・ウッズ

タイガー・ウッズは「クラブは手首の動きを邪魔しないように、また、手や指の感覚を失わないように軽く握るべきだが、軽く握り過ぎてクラブのコントロールを失ってはいけない」と自身の著書の中で語っています。
ただ、一番大事なのは、「グリップを握る強さをスイング中、一定にすること」と指摘しています。

ジャック・ニクラウス

ジャック・ニクラウスは、「グリッププレッシャー(グリップを握る強さ)は打つショットによって変わってくるので、一概には言えないが、どちらかと言えば、私は、グリップをリラックスして握るというよりは、しっかりと握るタイプのゴルファーだと思う」と語っています。