ヘッドスピードを上げるために
ヘッドスピードを上げるために最適な状態って一体どんな感じでしょうか?
以前、硬くなった筋肉は動きが遅くなると書かせていただいたことがありました。ただ、どの位リラックスした状態が一番動きが速くなるのかというのが難かったりします。
グリップを握る強さについてはグリップを握る強さはどの程度が理想か?でもご紹介しておりますので、よろしければ、そちらも参考にしていただければ幸いです。
今回はヘッドスピードを最速にするために自分にとって最適なグリップを握る強さの見つけ方についてご紹介します。
自分にとって最適のグリップを握る強さを見つける
ヘッドスピードを最速にするために必要なのは、リラックスした状態の筋肉だと思うんです。これは何もヘッドスピードを上げるためだけではなくて、インパクトの質にも関係してきます。
力を入れると、つまり力んでしまうと、ヘッドの軌道も不安定になります。
練習場にあるゴム製のティー。そこにボールを置かずに、ティーだけを打ってみます。テンポよく、連続して10回、20回とスイングします。
その際、必ずティーに当てるようにします。
ボールを打っている感覚でティーを狙ってスイングしてみます。
それで、20回連続してティーに当ててみます。この時、腕や手首、手(グリップ)がリラックスした状態の方が、ヘッドの軌道も安定し、シャフトが空気を引き裂く音も大きくなります。
腕や手に力を入れると、スピードは遅くなり、ティーに確実に当てるのが難しくなります。
グリップを握る強さを変えながら、この練習をしてみると、どの程度強くグリップを握るとヘッドの軌道が安定し、ヘッドスピードも上がりやすいのかがお分かりになると思うんです。
練習場でも勿論ですが、ゴルフ場でも緊張していると感じた場面や調子が悪い、ボールが芯に当たらないと感じた時など、この練習をイメージしてみるのも効果があるかも・・知れません。
実際に何か芝でも何でもをゴム製のティーの代わりの目印にして連続してスイングしてみます。
力を抜くというとヘッドスピードまで落ちてしまうような気になります。
でも、ヘッドスピードを上げるためにリラックスすると考えると、少し力を抜いて打てます。
ヘッドの重さを感じられる強さであること
グリップを強く握り過ぎているかどうかを知るもう1つの方法が、アドレスした際にクラブヘッドを少しだけ地面から浮かせてみてそれでクラブヘッドの重みを感じられるかどうかテストしてみるということだと思います。
クラブを地面から少し浮かせた際に、ヘッドの重さを感じられるようにグリップすることを習慣、もしくはルーティーンにしてしまうのもよいかも知れません。
グリップを強く握り過ぎてしまうとヘッドの重みというのがよく感じられません。
ヘッドの重みがあまり感じられない状態ではクラブヘッドをうまくコントロールできないと思うんです。
アドレスの際もそうですが、スイング中もヘッドの重みを感じることを意識することも大切なことかも知れません。