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右手と左手の力加減

グリップは両手の10本の指で握るわけですが、全て同じ力加減ではありません。ゴルフでよく言われるのは、左手の3本指が大事ということです。
左手の3本指とは、左手の小指、薬指、中指のことです。ここをしっかり握りなさい。そんな風によく言われます。
では他の指はどの程度の力加減で握ればいいのでしょうか?

プロよりも上手いと言われた伝説のアマチュアゴルファー、中部銀次郎さんはそれぞれの指の力加減についてこのように指摘しています。

左手

  • 小指 10
  • 薬指 9
  • 中指 8
  • 人差し指 7
  • 親指 6
  • 右手

  • 小指 5
  • 薬指 4
  • 中指 3
  • 人差し指 2
  • 親指 1
  • この力加減もどれが正しいと言っているわけではなく、人によって変わってくると思うんです。でも中部さんのこの考え方は非常にわかりやすいですね。
    ただ、中部さんは年齢を重ねるとどうしても握力が衰えてくる、特に左手の小指と薬指は衰えやすく、一方、右手の親指や人差し指は意外にしっかりしているので、力関係が変わってしまい、ミスが起きやすくなると、そう語っていらっしゃいます。

    これは年配のゴルファーだけではなくて、若い人でもそうだと思います。ラウンドの後半になってくると握力が落ちてくることもあります。
    右手の人差し指と親指の力が左手に比べてかかりすぎないようにするため、中部さんは右手の人差し指をクラブから離す工夫をしていたようです。

    握力の衰えを予防する

    タイガー・ウッズもヘッドスピードを上げるために取り入れているのが握力のトレーニングです。
    特に年齢と共に握力は衰えてゆくもの。ラウンドの後半になると、握力が落ちてきて、飛距離落ちたり、コントロールが乱れたりすることもあります。
    握力のトレーニングは大切です!他のトレーニングに比べて、握力のトレーニングは結構手軽にできます。どこでもできるのも魅力です。

    さて、握力のトレーニングですが、一般的にはハンドグリップというものを使って行います。
    このハンドグリップを選ぶ際は自分の握力の50~60%が良いと言われています。まずはその程度からはじめてみて、慣れてきたらもう少し負荷が強いものを選ぶとよいかも知れません。