左手はフックグリップ、右手はスクウェアグリップ
左手はフックグリップ、右手はスクウェアグリップこれは40歳を過ぎてから賞金王となった藤田寛之プロのグリップの握り方です。
左手は左手の甲をやや上に向けた軽めのフックグリップ、右手は手の平がターゲットを向くように握るスクウェアグリップだそうです。
左手をフックグリップにしている理由は、右利きの人の場合、どうしても右手の力が左に勝ってしまうので、その右手の力に対抗するため左手をフックグリップにしているのだとか。
藤田プロはこの握り方でフェードボール(パワーフェード)を打ちます。
グリップの握り方というと、基本としては右手と左手(の平)が平行になるように握ることが一般的だと思うんです。
右手がややフックなら、左手もややフック、右手がスクウェアなら、左もスクウェアという風に。
飛ばしたい時だけ右手を若干フック気味に握るという人もいますが、基本的にはどちらか片方の手だけがフックグリップというようなことはあまり一般的ではないと言われていましたが、藤田プロのグリップの握り方を知って、そういう方法もありなんだなぁと思いました。
勿論、基本としては両手の平が平行になるように握ることだと思うのですが、そこから藤田プロのように左だけストロング(フック)というのも試してみる価値はあるのかも知れません。そうやって考えてゆくと、グリップには無限にも思えるほど色々な握り方や可能性のようなものがあるのかなと思って、何だか少し楽しくなりました。