両足は外側に向けるべきか?
アドレスをとる時にどの程度両足のつま先を開くべきか?といったことが書かれた雑誌の記事を目にすることがあります。
右足はボールとターゲットを結んだラインに対して垂直で左は30度ほど左に開くなどというプロもいます。
プロがやっているからと同じ構え方をしてみたら、飛距離が落ちたなんてこともあるかも知れません。
これには理由があります。プロは、バックスイングで体、もしくは肩を十分深く回転させることができますが、バックスイングが大きくなりすぎてコントロールが乱れると言う欠点もあります。
それを抑えるため、つまり、バックスイングの大きさを調整するために右足をターゲットラインに対して垂直にセットしています。
ところが、これをアマチュアの方がやってしまうと、バックスイングが小さくなるだけで飛距離は落ちますし、飛ばないからむしろ力んでしまいコントロールも悪くなることがあります。
ですから、右足はプロのようにターゲットラインに垂直にはしない方が良いですね。
両足のつま先はどの程度開くのがいいか?
両足のつま先はどの程度開くのがいいか?ということですが、こんな方法があります。
まずまっすぐ立ってみてください。
次に何か重いもの20キロとか女性であれば10キロの荷物などを両手で抱えて立ってください。するとつま先は自然と開きます。体がしっかりと立つ為にとバランスをとろうとするからです。
この時の両足のつま先の開き具合というのは、1つの目安になると思います。
スタンスでの左足と右足つま先の向きについてでも両足の開き具体というか、つま先の開き方についてご紹介していますので、よかったら、そちらも参照してください。
基本的なルールとしては、右足のつま先を開けば開くほどにバックスイングが大きくなる傾向があります。また、左足のつま先を開けば開くほどにダウンスイングからフォロースルーにかけて、体を左に回転させやすくなります。
ただ、やり過ぎてしまうと、スイングそのもののバランスを崩しますから、その点は注意する必要があると思います。