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正しいボールの位置と基準

正しいボールの位置というのは、ショットの結果を左右するとても重要なものだと思うんです。
ところが、実際はボールの位置については多くのゴルフ理論があって、何が正しいのかわからないという方が殆どではないでしょうか?
今回はボールの位置について少し詳しくご紹介します。

正しい位置というのは、人によって変わってきます

最初に申し上げておかなければならないのですが、本当の意味で万人にとって正しいボールの位置というものは、ないと思っています。
というのも、ボールの位置というのは、グリップの握り方やショットの打ち方、手の長さや足の長さなどの体型によっても左右されるからです。

ですから、例えば、トッププロのボールの位置を真似てもそれが自分にとって正しい位置になるかと言えば、そうとは限りません。
ただどれが基準となるかはお伝えできます。そこから、ご自分にあったボールの位置を見つけていただきたいと思っています。そして、その見つけ方についてもこれからお伝えします。

ウェッジからドライバーまでの基準

さて、本題に入ります。
ボールの位置の基準ですが、基本は9番アイアンでスタンスの真ん中と考えて下さい。ショートアイアンからミドルアイアンはダウンブローでショットを打ってゆきますから、ボールの位置もスタンスの真ん中からやや左になります。

そこから長いクラブになればなるほど左寄りになります。長いクラブになるほど、下半身を安定させる必要がありますから、スタンスは広くなります。スタンスが広くなることだけでボールの位置は左になったような感覚を覚えるかも知れません。
ロングアイアン、又はユーティリティ、そしてフェアウェイウッドになるとダウンブローではなく、ボールを払い打つような形になりますから、その分ボールの位置も左足のかかと寄りになります。
ボールの位置はドライバーまでくると左足のかかの線上に来るのが目安になります。
少しまとめます。

サンドウェッジから9番アイアン

スタンスの真ん中

ミドルアイアン

スタンス中央からボール1個程度左

ユーティリティ~フェアウェイウッド

ミドルアイアンとドライバーのボールの位置の間

ドライバー

左足かかと線上

といった形になります。まずはこのボールの位置を基準としてお考えになるとよいと思います。そこから、自分なりに微調整してゆくというやり方が良いのではないでしょうか。

自分に合った位置の見つけ方

さて、ボールの位置の基準がわかったら、今度はご自分に合うようにボールの位置を微調整してゆく必要があります。
どのように微調整するのかというと、打ったショットを見ながら調整してゆくことになります。
ボールの位置というのは、スイングの軌道にも大きな影響を与えるものです。ボールを左に置くほどに、スイングの軌道はアウトサイド・インになりやすく、引っ掛けが多くなります。

ですから、引っ掛けが多いという方、ターゲットに対してスクウェアに構えた上で打ったショットの打ち出し方向がターゲットよりも左の場合は、ボールの位置を今のご自分の位置よりも右に半個から2個程度の範囲で少しずつ移動させながら、ボールを打ってみるとよいと思います。
逆にボールの位置が右足寄りになればなるほど、スイングの軌道というのはインサイド・アウトになりやすく、プッシュアウトが多くなります。

ですから、プッシュアウトや多い方、つまりボールの打ち出しがターゲットよりも右になる傾向がある方は先ほどの同じようにボールの位置を、ボール半個から2個程度の範囲で少しづつ左に移動させてみて、ボールの打ち出しがターゲット方向になるように調整してみるといいと思います。