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トップページ » ゴルフのマナー » マナー服装編

ゴルフは服装もマナーです!

ゴルフは紳士淑女のスポーツとして昔から知られています。
そのため服装にも様々なマナーがあり、知らないと他の組のプレーヤーから白い目で見られるだけでなく、
同じ組のゴルファーにも迷惑をかけてしまうことになります。

そうならないためにもしっかりとマナーを覚えてグッドゴルファーになりましょう!

ゴルフ場に行く時・帰るときの服装のマナー

英語のiron(鉄)。ゴルフクラブでヘッドが金属製のクラブのこと。
現在は軟鉄製かスチール製が主流となっています。
アイアンは通常3番からありますが、現在は5番アイアンから9番アイアン、そこにPW(ピッチングウエッジ)の6本セットで販売されているのが主流です。
クラブを揃える際は、さらにその下の番手にアプローチウエッジやサンドウエッジを入れるのが一般的で最近ではアプローチウエッジやサンドウエッジとは呼ばずにロフトの角度で選ぶものも多くなっています。

【ウエッジ類】
PW → ピッチングウエッジ
AW → アプローチウエッジ
FW → フェアウエイウエッジ
SW → サンドウエッジ
LW → ロブウエッジ


アイアンのヘッドの形状は大きくマッスルバックとキャビティ―バックに分かれます。
マッスルバックはフェースが一枚の板状に出来ていて芯が狭く重心位置が高くなっています。
ある程度のヘッドスピードがないとボールが上がりにくくバックスピンがかかりやすいのでヘッドスピードの速い上級者にとってはグリーンでしっかり止められるといったメリットがあります。

一方キャビティ―バックとは、フェース背面において外側や底の方の重量配分を高くすることで芯が広く重心位置の低いクラブとなります。
それによりミスヒットによる距離の誤差が抑えられ、また重心位置が低いことによりボールが上がりやすいといったメリットが生じます。
最近では上級者向きのキャビティ―バックというマッスルバックとキャビティーのいいとこ取りのマッスルキャビティーと呼ばれるアイアンもあります。

アウトオブバウンズ

アウトオブバウンズとはOBのことをさします。一般的には白杭で境界が定義されています。
OB区域に球が行ってしまった場合は1打罰で元の場所から打ち直さなければなりません。
またはゴルフ場によってはローカルルールの前進4打などがありますのでそれを適用することになります。
ただし、前進4打はあくまでもプライベートなゴルフ向けのルールで正式競技では使用されません。

アウトオブバウンズとインバウンズ(OBではないセーフの区域)の境界を定義する白杭は、杭の内側(インバウンス側)を結ぶ線が境界線であり、この線に球が少しでもかかっていればセーフ(インバウンズ)となり、球全体が外に出てしまっていたらOBの球となります。
つまり、白杭自体はアウトオブバウンズの区域内にあることになります。
ウオーターハザードやラテラルウオーターハザードの境界を示す黄杭や赤杭などは簡単に動かせれば『動かせる障害物』として取り除くことが出来ますが、OB杭は固定物でありプレーの妨げになるからという理由で動かすと2打罰が課せられるので注意しましょう。

もし白杭に寄りかかり打ちにくい場合でもそのまま打つか、それが無理なら1打罰でアンプレヤブルの処置を取ることになります。

アウトコース

18ホールのゴルフ場で前半の1~9番ホールのことをさします。10~18番はインコースと呼びます。
【アウトコース】
NO.1
NO.2
NO.3
NO.4
NO.5
NO.6
NO.7
NO.8
NO.9

【インコース】
NO.10
NO.11
NO.12
NO.13
NO.14
NO.15
NO.16
NO.17
NO.18

OUTとINの語源は「Going Out」と「Coming In」と言われています。
もともとスコットランドで発祥したゴルフではクラブハウスを出て1~9番を回り、10~18番を回りながらクラブハウスに戻ってくる、といった流れでプレーしていたのが始まりだそうです。
ゴルフ場予約の際に良く使われる「アウトスタート」なら1番からのスタート、「インスタート」は10番からのスタートということになります。

アゲンスト

アゲンストとは向かい風のことを意味します。
ゴルフ場ではよく「アゲている」といったように使います。
アゲンストの場合、当然ながら飛距離が落ちるので、風の強さからどれくらい飛距離が落ちるかを計算して番手選びをしたりショットをコントロールする必要があります。
高いボール、またバックスピン量の多いボールほど風の影響を受けやすく飛距離は減少しやすくなります。
そのため、アゲンストの時に飛距離を落とさないようにするには、低めでバックスピン量をおさえたボールを打つのが有効的です。

【アゲンストの利点】
アゲンストの場合、球が拭き上がって飛距離が落ちやすくなりますが、拭き上がる分、球が落下する際の角度は垂直に近付くことになり、グリーンに落ちてからランが少なく止まりやすい球になります。
風の強さにより落ちる飛距離を計算しなくてはなりませんが、グリーンを狙うようなショットでグリーンに球が止まりやすいというメリットがあります。

アゴ

バンカーの端の傾斜の強い部分のことをさします。
グリーン周りのバンカー(ガードバンカー)の場合、大抵はグリーン側が高くなった作りになっており、その高低差が大きい場合に「アゴが高い」といったように使います。
アゴが高いと脱出するために高いボールを打つ必要があるので、通常のバンカーショットよりさらにフェースの開きを大きくして打つ必要が生じてきます。

アップライト

クラブのライ角やスイングの方向を指す言葉で垂直方向に近いものをアップライトと呼びます。
逆に水平方向に近付けばフラットと呼びます。

クラブのライ角をアップライトにするということはシャフトとクラブヘッドの作る角度が大きく(ヘッドの先端が上方向に)なるということです。

クラブヘッドにはロフト角が付けられている影響でライ角がアップライトになるとフェース面は(右利きなら)飛球線左方向を向くことになります。
ロフト角の大きいもの、つまり短い番手ほど左を向く度合いが大きくなり、球はフック系になりやすくなる、といった現象が起きます。
極端なつま先上がりのライで短い番手を振ったら思ったより左にボールが飛び出しフックになった、といった経験のある方も多いかもしれませんが、それと同じ現象です。

スイング軌道については個人差が大きいものですが、一般的には背が高いプレーヤーは背が低いプレーヤーによりアップライトなスイングになります。また、同じ背の高さのプレーヤーでもボールに近づけばアップライトなるし、逆に遠ざかればフラットになります。

一般的には、背が高くスイング軌道がアップライトな人はライ角もアップライト、背が低くスイング軌道がフラットな人はライ角もフラットな方が良いことになります。また、クラブはダウンスイングでトゥーダウン(ヘッドの先端側が垂れる)という現象が起こります。ヘッドスピードの速い人であればトゥーダウンもしやすくなります。
トゥーダウンが起きるとクラブヘッドはフラットな方向に動くことになるので、例えばフラットなスイングの人がアップライトなクラブを振ってもトゥーダウンによりインパクトでは丁度良くなるということもあります。

アテスト

競技やコンペでスコアカードを提出すること。
競技ではマーカーに書いてもらったスコアカ―ドにマーカーと自分のサインをして提出します。

プレーヤーは各ホールのスコアについて正確に記述する責任があります。
もし正しいスコアより少なく記述されたホールがあった場合は競技失格、正しいスコアより多く記述されたホールがあった場合はその記述されたスコアが採用されます。
トータルスコアについては競技委員会の責任となりますので、トータルスコア欄の記入ミスによる失格はありません。

アドレス

球を打つために構えること。
姿勢、スタンス(足の位置)を決め、クラブをソール(接地)させること。

【アドレスの定義】
ゴルフ規則では球の前あるいは後ろにゴルフクラブを置くことでアドレスしたものとみなされます。
2008年までの規則ではスタンスを取った上でクラブを接地してアドレスしたものとされていましたが2012年の規則改定に伴いスタンスは関係なくなりました。
これに伴い、ハザード内ではアドレス無しで球を打つということになります。

アプローチ

グリーン周りからカップに寄せるためのショットのこと。
ショットの飛距離は老若男女人それぞれなのでアプローチの距離の定義は人それぞれ異なると考えるべきですが、大体100ヤード以内のグリーンに乗せる事を狙ったショット。

「アプローチとパターが上手い人はゴルフが上手い」とよく言われるほどゴルフというゲームの中でアプローチは重要です。
またアプローチの最大の目的はホールに入れる事よりも近付ける事です。
そのためには距離感が最も重要で、距離感を養うには練習場でフルショットの練習をするよりアプローチ練習の比重を高めたり、実際にゴルフ場やショートコースなどを回るのが理想です。
アプローチでの距離感を考える時、キャリーとランを考えショットするようにしましょう。

【様々なアプローチの種類】
・ピッチショット(ランをあまり出さないアプローチ)
・ピッチアンドラン(ランを使うアプローチ)
・ロブショット(ふわっと高く上げてほとんどランを出さないアプローチ)

アベレージゴルファー

平均的な腕前のゴルファーのこと。
一般的には100前後で回ってくる技量を持ったゴルファーのことを指します。
平均100なので、100を切ったことがあっても平均して120といったケースではアベレージとは呼べません。
ゴルフではベストスコアを聞いたり聞かれたりすることが多いものですが、その人の技量を正確に示すのはベストスコアではなく平均スコアのアベレージを聞くのがいいでしょう。

【ゴルファーの腕前を表す呼び方】
・アベレージゴルファー(平均的、スコア100前後)
・シングル(ハンディ10以内)
・片手シングル(ハンディ5以内)